このたびの令和8年熊本地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に深く哀悼の意を表します。
はじめに当院からのご報告です。幸い建物・設備ともに大きな被害はなく、本日より通常どおり診療しております。どうぞこれまでどおり安心してお越しください。
実は、私は前回の熊本地震は他県で勤務していたため経験していません。そんな私でも余震の度に「また大きな地震が来るのではないか」という思いが頭をよぎり、そのたびに強い緊張と恐怖を覚えます。だからこそ前回の地震を経験された皆さんが抱えておられる恐怖や不安は、私には想像も及ばないほど大きなものだと思います。
地震は一度経験するだけでも、人生が大きく変わるつらい思いをする災害です。それがなぜ二度も…、なぜまた熊本なのか…と正直憤りを感じる思いもあります。
しかし、そのような思いを抱いても、残念ながら現実が変わるわけではありません。
だからこそ私は、「今、自分にできることは何か」を考えました。
微力ではありますが、地域の皆様の痛みや不安を少しでも和らげること。それこそが、今の私たちにできる最も大切な役割だと思っています。
地震による被害はけがや痛みだけではありません。余震が続くことで眠れない、身体がだるい、めまいがする、不安で気持ちが落ち着かない――そうした心と身体の不調を抱えておられる方の苦しみに少しでも寄り添いたいと思っています。
私たちに地震を止めることはできません。しかし、皆様の痛みを和らげ、不安を少しでも軽くするために力を尽くすことはできると信じております。そのために、私たちはここにいます。どんな小さなことでも構いません。身体のことでも、心のことでも、一人で抱え込まず、どうかご相談ください。
地域の皆様が少しでも安心して日常を取り戻せるよう、これからも寄り添い続けてまいります。ともにこの苦難を乗り越えていきましょう。
院長 伊東孝浩