診療案内

整形外科

整形外科では、さまざまな体の痛みに対して適切な診断と治療を行っています。首・肩・腰・膝などの痛みや動かしづらいと感じた時、スポーツ中や交通事故による怪我など、小さな痛みでも我慢せずにお気軽にご相談ください。患者さんの気持ちに寄り添い、丁寧に診察いたします。

痛みなどのお悩みは我慢せずご相談ください

リハビリテーション

当院のリハビリテーションは、運動器リハビリテーションに力をいれており、医師の指示のもと、理学療法士や作業療法士が患者さんの症状やご年齢などお一人お一人に合わせて目標を設定し、運動療法(関節可動域訓練・筋力強化、ストレッチなど)や物理療法(温熱、電気刺激など)、装具療法などを提供し、痛みの緩和、身体機能を可能な限り改善し筋力の増強を目指します。
日常生活における立ち上がり、歩行、階段の上り下り、食事、着替えなどの日常生活の質が向上できよう、患者さんが毎日を元気に過ごせるようにスタッフ一同、チームでサポートいたします。
リハビリテーション

骨粗しょう症

骨粗しょう症は、骨が弱くなって骨折しやすい状態です。特に、ご高齢の女性の方は女性ホルモンの低下で骨密度が下がるため、ちょっとした怪我や転倒から寝たきりになることもあります。骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないので、気づかないうちに骨が弱くなっている可能性があります。そのため定期的な検査による早期の発見、治療が大切です。当院ではDEXA法という正確な骨密度測定を行い、診断・治療を行います。
骨粗しょう症

ロコモティブシンドローム(ロコモ)

ロコモって何?

ロコモとは一言で説明するなら「運動器の障害のため移動機能の低下をきたした状態」で、これは加齢や運動不足、病気などが原因となり、身体の運動機能が低下することによって、要介護や寝たきりになるリスクが高まる状態です。ロコモは要支援や要介護の原因の約25%も占めています。

ロコチェック

以下の7つの項目のなかで当てはまるものはありませんか?
  • 片足立ちで靴下がはけない
  • 家の中でつまずいたりすべったりする
  • 階段を上るのに手すりが必要である
  • 家のやや重い仕事(掃除機をかける、布団の上げ下ろしなど)が困難である
  • 2kg(牛乳パック2本程度)の買い物をして持ち帰るのが困難である
  • 15分程度連続して歩くことができない
  • 横断歩道を青信号で渡り切れない
7つの項目はすべて、骨、関節、筋肉などの運動器が衰えているサインです。一つでも当てはまればロコモの可能性があります。

当院でのロコモ対策

  • ロコモアドバイスドクターである院長により原因疾患の特定や診断、治療を行います。
  • 当院スタッフにより「ロコモ度テスト」を行い、必要に応じてリハビリテーションを行います。
  • 整形外科専門医による骨粗しょう症のチェックとその予防法や治療について説明します。

自宅でできるロコモ対策

一番重要なことは継続的に運動や体を動かすことです。特に重要なのが「下半身の筋力アップとバランス感覚の獲得」です。そのためにも以下の2つの運動を毎日続けましょう。

下半身の筋力アップ スクワット

転倒しないように、つかまるものがある場所などで、床につかない程度に片脚を上げる運動です。
左右ともに1分間で1セットを1日3セット行いましょう。

バランス感覚アップ 片脚立ち

支えが必要な人は注意して、椅子に腰掛け机に手をついて、大丈夫な人は立った状態で以下のスクワットを行います。
  • 足を肩幅に広げて立ちます。
  • お尻を後ろに引くように、2〜3秒間かけてゆっくりと膝を曲げ、ゆっくり元に戻ります。
5、6回で1セット、1日3セット行いましょう。